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企業統治について

今日に日経に「企業統治を聞く」というコラムに若杉教授の見解が載ってました。
実は、若杉教授は私の会計士口述試験の際、財務分析の試験官を担当された方です。ですから、とても懐かしい思いで読ませていただきました。
試験の際は、ニコニコしながら、第一声、「リスクとは一体何だ!」といきなり聞かれ戸惑ってしまいました。
「リスクとは不確実性のことです」と答えた記憶がありますが、果たして先生のお気に召す回答だったかどうかは未だ不明です。

その後、企業で内部統制の構築・改善を担当した際(私の勤務していた企業グループは米SOX法適用会社でしたので、内部統制には結構力を入れていたと思います)、このリスクの定義が、まず前提となるんだということを実感することになりました。おそらく、先生の問いかけたリスクは試験科目の性格から、デリバティブ等の財務リスクを念頭に置いたものと思われますが、内部統制の不備により生じうるリスクも、最終的には、財務的影響を及ぼすという点で、経営管理の観点からは根本的には同じ性質のものと考えています。

ところで、記事の内容は、「委員会設置会社のほうが、監査役設置会社より、日本特有の一定の問題を抱えながらも、ROE等のパフォーマンスがいい」というものでした。

私は10/31のブログでで両者のパフォーマンスに有意な差は認められないとの報告書を読んだと書きましたが、それは、確か3~4年ほど前に読んだ東証のコーポレートガバナンスに関する報告書だったと思います。
この数年で、事情が変わったのでしょうか。それとも統計の取り方の違いなのでしょうか。
ただ、役員間の監視機能を高めるためには、あくまで運用のされ方次第という条件付きですが、委員会設置会社のほうが適していると思います。
もし、企業統治の形態により、パフォーマンスが異なることが実証されたのであれば、画期的なこととは思いますが、パフォーマンスの良しあしには企業統治以外のさまざまな要因が絡んでいる可能性があるためこれからも最適なガバナンスについて議論されていくでしょう。

今後、委員会設置会社が増えていくのか注目していきたいと思います。
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