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ちょっと古いけど「セカチュー」を見て

昨日、数年ぶりに「世界の中心で愛を叫ぶ」を観ました。映画版です。私なんか、はやりものの恋愛映画など見る柄ではありません。6年ほど前、東京で医師や看護師の集まりにでたとき、その映画が話題になっていたので、試しに観たのが最初のきっかけでした。
この映画を純粋な恋愛映画をみるか、白血病の悲劇性の描写を中心とした映画とみるかは、観る人の立場により、さまざまでしょう。私は両方の面からこの映画を観ました。よく出来てると思います。

白血病は、がんのなかでは、割合的に多くはないのですが、その病名が広く世に知られているのは、幼児や若い人でもかかってしまうというその残酷さでしょう。
東京にいたころ、友人に東大で白血球の研究をしていた医師がいました、彼女から、インターンで現場にいたときの悲しい出来事をちょくちょく聞かされていました。
19の男の子に、泣きながら「なぜ、自分が選ばれてしまったんですか」と問われ、返す言葉がなかっこと。
二十歳くらいの女の子で、明るい彼女の周りはいつもおしゃべりと笑顔でにぎやかだったのが、突然病状が悪化し亡くなってしまったこと。等々。
また、最近「Sadako and Thousand Paper Cranes」(原爆の子の像のモデルとして知られる佐々木禎子さんの物語です。ひとりの少女が白血病で苦しみながら、生きる希望を捨てず、千羽鶴を折り続けたお話です。日本よりアメリカで有名な話です)を読みました。
そんなこともあり、かなりのリアル感をもって、映画を観ました。

幸い医学の飛躍的な進歩で白血病の予後はどんどん改善されております。一方で、毎日、どこかで、白血病で亡くなっている患者がたくさんいることも事実です。一刻も早く白血病をはじめ難病に苦しむ患者さんが少しでも減ることを願わずにはいられない映画でした。

そういえば以前、難病に苦しむ息子をもつごく普通の母親が、息子の治療に少しでも役立てばと創薬ベンチャーに投資した新聞記事がありました。投資家は必ずしも、利殖だけを目的に企業に投資するのではありません。出資者のいろんな想いを背負って、経営者は企業が果たすべき責任を全うしていかなければならないと思います。私自身、微力ながら、社会に何ができるのか考えていきたいと思っております。

オリンパスよ!おまえもか!

昨日、オリンパスが企業買収を利用して、資産運用の損失を穴埋めしようとしていたことが明らかになりました。
優良企業と思われていただけに、オリンパスよ!おまえもか!って感じでがっかりしちゃいますね。
これで、日本の資本市場が、さらに、おかしくなってしまわないか心配です。
報道によると、大株主に米投資ファンドも名を連ねているようですし、この事件は海外でも大きく報じられているようですから、海外の投資家が日本の市場から逃げちゃう可能性も無きにしもあらずですね。
そうなると、日経平均の下落→逆資産効果→消費のさらなる低迷で、ますます、景気が冷え込んでしまいますね。

詳しい粉飾の手口は、現段階では明らかになっていませんが、このように企業買収を利用した粉飾(あるいは粉飾まがい)の行為は、よくあるパターンのように思います。例えば、企業価値が全くないに等しい企業を巨額の資金で買収するケースなど。この場合、巨額ののれんが計上されます。こののれんの評価がなかなか難しいのです。買収する側の主観が伴いますから。特に買収される企業が海外の無名企業の場合、第三者(例えば、監査法人や引受審査担当者)が、当該企業の企業価値を適切に判断するのは技術的にも経費の面でも大変です。
新興市場では、反社会的勢力に支配された企業が、企業買収を通じて、巨額の資金を裏社会に還流させたと思われる事案もありました。

オリンパスの事件では、監査法人が粉飾を発見できなかったことも問題ですが、一番の問題は、20年にわたる粉飾を可能にしたオリンパスの組織風土、経営者の意識でしょう。
これは、オリンパスだけの問題ではありません。いわゆる官僚組織化した老舗企業にも当てはまる問題です。この問題で、一番厄介なのは、経営者、従業員に、官僚組織化しているとの自覚症状がなかなか生まれにくいところだと思います。

頑張れ日本!頑張れ青森!

今日は、以前お世話になった銀行の方々にご挨拶に伺いました。懐かしい顔がいっぱいで感激してしまい、一方的に話しこんでしまいました。皆様、お仕事の邪魔をしてしまい申し訳ありませんでした(反省)。
懐かしい話題とともに、経済、雇用、企業支援、会計制度、税制等いろんな分野にわたり、意見交換させていただきました。本当にありがとうございました。

ところで、日本の成長戦略とも絡む部分なのですが、なぜ、日本では、新しい産業がなかなか育たないのでしょうか。

以前見た世界の時価総額上位100社ランキングでは、アメリカは、マイクロソフトやアマゾン等の若い企業がそれなりにランクインされていたのに対し、日本はすべてオールドファッションな老舗企業ばかりだったように記憶しています。
もちろん、ベンチャー企業に対する国民意識の違いが大きな原因となっている面もあるでしょう。しかし、制度面におけるサポートも足りないのではでしょうか。残念ながら日本には、現在、リスクマネーを十分に供給する場がありません。商業銀行は経営形態からいってリスクマネーの供給元とはなりえません。もちろん日本にもベンチャーキャピタルがあるのですが、不祥事企業の続出による新興市場の信用失墜で、IPOという出口がなくなってからは、本来の機能を果たせていないような気がしています。
その点、アメリカではエンジェルネットワークが充実していて、事業の成功者が、後進のベンチャー企業経営者を支援するようなよい循環があるようです。日本でも、そういった、あるいはそれに代わるリスクマネーを供給する場が必要ではないでしょうか。

日本にも、そして青森にもパイオニアスピリット持つ前向きな経営者はたくさんいると思います。そういった経営者を支援していく体制を早急に作るともに、資金を提供する側としては、そういった経営者を適切に識別できる眼力を養っていく必要があるのではないでしょうか。

最近は日本全体のマインドがシュリンクしている状況ですが、まだまだ日本にしろ、青森にしろ、大きなポテンシャリティを持っているものと確信しております。
頑張れ日本!頑張れ青森!

「日本海軍400時間の証言」を読んで

先日「日本海軍400時間の証言」(NHKスペシャル取材班)を読みました。
取材班が、現代の組織に通ずる問題として取り組んだこともあって、経営管理の観点からも、なかなか示唆に富んだ内容に仕上がっていたと思います。

特に「海軍あって国家なし」の箇所は、組織のセクショナリズムの弊害、部分最適に陥りがちな組織の実例として、興味深く読みました。

海軍で起きたセクショナリズムの弊害は、企業、官公庁問わず、現代の組織に通じる問題だと思います。

セクショナリズムの弊害を防ぐには、組織全体の視点から意思決定する部署を設けるのもひとつの方法だと思います。たとえば、小泉首相の経済財政諮問会議、あるいは野田首相の経営戦略会議など。

株式会社でいうと、セクショナリズムを防ぐ観点からは、ガバナンスの形態として委員会設置会社のほうが優れているように思います。取締役が大局的な判断を下しやすいですから。監査役設置会社の場合、業務担当取締役が設けられることが多いのですが、どうしても、自ら担当する部署の代弁者になりがちです。

しかし、何年か前に、あるシンクタンクが作成したコーポレートガバナンスに関する調査報告書を読みましたが、委員会設置会社と監査役設置会社では、業績等のパフォーマンスで特に有意な差がみられなかったとのこと。

もっとも、委員会設置会社の取締役が執行役を兼任することも多いこと、そして、総合的にみれば、委員会設置会社と監査役設置会社には、それぞれ一長一短があること、また、その他にも企業の業績等のパフォーマンスに影響を及ぼす要因が数多くあることから、どっちの形態を採用したかで、ダイレクトに差がでるとは思えませんが。

いずれにしろ、セクショナリズムを防ぐには、単に組織をいじるだけでなく、もっと根本の問題として、社員教育や、組織全体の目標に整合した人事評価制度等で、全体目標を共有する文化を醸成していなければ、実効性が上がらないといえるでしょう。







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